第21回九州放射線医療技術学術大会 大会長 久場 匡
(第72回九州放射線技師学術大会)
(第75回日本放射線技術学会九州支部学術大会)

このたび、第21回九州放射線医療技術学術大会を沖縄の地にて開催できますことを、大変光栄に存じます。ご参加いただく皆様ならびに開催にご支援・ご協力を賜りました関係各位に、心より御礼申し上げます。

本大会のテーマは
「ゆいまーるで紡ぐ命と未来 拡がる放射線技術学」
といたしました。

「ゆいまーる」とは沖縄の言葉で「助け合い」を意味します。医療は多職種・多機関の連携によって支えられており、本大会ではその“支え合い”の中で、AIや医療DXの進展とともに拡がる放射線技術が、どのように命を支え未来へつながるのかを考える場としたいと考えております。

沖縄県は多くの離島を抱え、医療資源に制約がある一方で、ヘリ搬送、遠隔読影、人材派遣など、多職種連携による医療体制が構築されております。これらは「ゆいまーる」の実践であり、本大会ではその現状と今後の展望を共有いたします。
折しも、2019年の火災により焼失した首里城が再建され、その姿が再び私たちの前に現れる年を迎えます。多くの人々の技術と想いが結集して成し遂げられたこの復興は、まさに「ゆいまーる」の精神の結晶であります。

プログラムとして、基調講演、シンポジウム、実行委員企画に加え、日本放射線技術学会による将来構想に関する企画を予定しております。さらに、特別講演や市民公開講座、企業展示、情報交換会など、多様な学びと交流の機会をご用意しております。
沖縄の11月は温暖で過ごしやすく、学術交流にも最適な季節です。沖縄の美しい空や海、そして食を堪能しつつ、首里城もぜひご見学いただければ幸いです。

本大会が、九州・沖縄における診療放射線技術の発展と新たな連携の創出につながる契機となることを願っております。沖縄の地で、皆様とお会いできますことを心より楽しみにしております。