○ テーマ:「Strategy ~次世代医療に活かされる放射線技術学~」
○ 会期:令和7年11月1日(土)、2日(日)
○ 会場:カクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)
○ 主 催:九州地域放射線技師会/公益社団法人日本放射線技術学会九州支部
公益社団法人日本診療放射線技師会
○ 参加登録費:会員 4,000円 非会員 8,000円 技術学会学生会員1,000円 学生非会員3,000円
リンク:大会スケジュール
1)特別講演Ⅰ
11月1日 14:05~15:05 第1会場(県民ホール)
「すべてのひとが生成AIを使いこなす世界を創る」
聖マリアンナ医科大学 医療情報処理技術応用研究分野 教授 小林 泰之 先生

特別講演Ⅱ
11月1日 15:10~16:10 第1会場
「活かされるDX」
株式会社かごしま医療ITセンター代表取締役社長 宇都 由美子 先生

現在、「全国医療情報プラットフォームの創設」「電子カルテ情報の標準化等」「診療報酬改定DX」の3つを柱に、医療DXが進められている。そのうち、電子カルテ情報共有サービスにおいて、3文書6情報を医療機関や患者と共有できるようになるという未来予想図が示されている。DXというキーワードに大きな注目が集まり、改めてデジタル化に取組む必然性が増していると理解できるが、私達は果たして、これまでのデジタル化を上手く活かしきれているだろうか。明確な目的意識のもとにDXが推進されているだろうか。皆様と共に、「活かされるDX」というテーマの下に考える機会とさせていただきたい。
特別講演③
11月2日 11:15~12:15 第1会場
「いのちの授業 ~医療者に望むこと」
NPO法人 がんサポートかごしま 理事長 三好 綾 様

近年、放射線医療の分野ではAIや自動化の技術が大きく進歩し、検査や診断はより効率的で精度の高いものになってきています。とても心強い発展である一方で、患者としては、「少し置いてけぼりにされているかもしれない」と不安になることもあります。次世代医療のStrategy(戦略)として、AIや遠隔診療、画像解析といった最新技術を活かしながらも、患者に寄り添う姿勢を持ち続けることが求められると考えています。一人の大切な命として向き合うこと。その姿勢を私たち大人自身が持ち続け、「自分のいのち」「周りの人のいのち」を考える時間にしていければと思います。
2) シンポジウム
11月1日 16:15~17:50 第1会場
「次世代医療への戦略」
座長 第20回九州放射線医療技術学術大会 実行委員長 豊田 雅彦 , 副実行委員長 大迫 俊一
シンポジスト (発表各20分)
「CTの最先端技術」
鹿児島大学病院 医療技術部放射線部門 林 六計 氏
「超高齢化社会を見据えた放射線治療計画の効率化-AIと自動化の役割」
東京医科大学病院 放射線治療部放射線治療品質管理室 小玉 卓史 氏
「Strategy for AI ~放射線技師に求められるリテラシーとその教育~」
学校法人原田学園 鹿児島医療技術専門学校 平原 大助 氏
「放射線技術の現場に求められるサイバーセキュリティ」
熊本大学病院 医療技術部診療放射線技術部門 池田 龍二 氏
3) ランチョンセミナー 11月1日 12:05~13:05
① 九州地域放射線技師会企画 (共催:キヤノンメディカルシステムズ)
座長:大分大学医学部附属病院 医療技術部放射線部門 岩田 直浩
「深層学習の論文を読み解くために必要な基礎知識~モデル構築・評価を中心に~」
講師:西南学院大学 情報処理センター データサイエンス教員(助教) 馬場 祥吾 氏
② 日本放射線技術学会九州支部企画 (共催:バイエル薬品)
座長:純真学園大学 保健医療学部 放射線技術科学科 村上 誠一
「造影CT検査の“失敗”を繰り返さないために ~今できる対策とヒント~」
講師:佐賀県医療センター好生館 放射線部 三井 宏太 氏
③ 実行委員会企画Ⅰ (共催:GEヘルスケアファーマ)
座長:熊本大学病院 医療技術部診療放射線技術部門 森田 康祐
「次世代医療に活かされるMRIを目指して」
講師:九州大学病院 医療技術部放射線部門 和田 達弘 氏
4) 実行委員企画Ⅱ
11月2日 9:00~11:00(第3会場 中ホール)
「次世代医療を見据えた放射線治療」
座長:長崎大学病院 医療技術部放射線部門 川内野 友彦 , 熊本大学病院 医療技術部診療放射線技術部門 下東 吉信
講演1「放射線治療の次世代への課題」
講師:東京医科大学病院 放射線治療部 放射線治療品質管理室 黒岡 将彦 先生
講演2「ETHOS with AlignRTによる次世代放射線治療のイノベーション」
講師:鹿児島大学病院 医療技術部放射線部門 奥 好史 先生
講演3「継承と変革 〜その先に見据える本質〜」
講師 大阪府済生会野江病院 放射線治療科 山本 鋭二郎 先生
※日本放射線治療専門放射線技師認定機構 「放射線治療専門放射線技師」のポイントは本学術大会として申請可能
実行委員会特別企画Ⅰ
11月1日 10:05~11:05 第6会場 (4F大研修室3)
座長 国立病院機構 長崎医療セ ンター 診療放射線部 宮島 隆一
「DRLs 2025のキーポイント ~医療被ばくのStrategy~」
九州大学病院医学研究院 保健学部門 教授 藤淵 俊王 氏
実行委員会特別企画Ⅱ
11月1日 11:50~13:00 第7会場 (4F大研修室4)
11月2日 12:30~14:30 第7会場 (4F大研修室4)
「ワクチン筋注行為に関する実技講習会」
ライブセミナーⅠ
放射線治療ライブセミナー 11月1日 14:10~17:10 第7会場 (4F大研修室3)
※参加者は事前登録制にて募集
共催企業:バリアンメディカルシステムズ
「今日から始める業務効率化-Eclipse Script入門」
第1部 14:10~15:00 講演
「安全利用のためのスクリプトガイドラインの解説」
関西医科大学 医学部 放射線科学講座 武川 英樹 氏
「Eclipse Scripting API の基礎の解説」
さがら病院宮崎 放射線技術部 久峩 尚也 氏
第2部 15:10~17:10 実技
「Eclipse Scripting APIを用いた効率的なプランチェックの実践」
関西医科大学 医学部 放射線科学講座 武川 英樹 氏
さがら病院宮崎 放射線技術部 久峩 尚也 氏
九州大学病院 別府病院 診療放射線室 柴山 祐亮 氏
ライブセミナーⅡ
運動器エコーライブセミナー 11月2日 9:10~12:10 第6会場 (4F大研修室3)
共催企業:コニカミノルタジャパン
「診療放射線技師による運動器エコーの実際~基礎から応用まで~」
鹿児島中央整形外科スポーツクリニック 岩下 昌平 氏
第1部 9:10~10:05講義
第2部 10:10~11:15講義
第3部 11:20~12:10講義
5) 機器展示 大会期間中常設 2階大ホール2、展示ロビー
6) 情報交換会 11月1日 18:30~20:30
山形屋 7階食堂
・会費 事前申込:6,000円 当日申込:8,000円
【演題登録】
大会ホームページから登録をお願いします。演題登録受付期間は、令和7年6月2日(月) 正午~7月18日(金)正午迄となっております。
【予稿集電子化について】
第20回九州放射線医療技術学術大会では、予稿集を電子版で提供する予定です。
ダウンロード開始時期は10月中旬頃を予定しております。ダウンロードの方法など、詳細は大会ホームページにてご確認ください。
※事前参加登録、プログラム等、詳細は大会ホームページで随時お知らせします。